2014年1月26日日曜日

今期最後のカモ猟

今週末はゆっくり休もうと思っていたが、1月末の猟期終了まであとわずかだと思うとどうも落ち着かない。26日、今期最後のカモ猟へ単独で行くことにした。場所は先週入ったポイントと同じところである。

この日は散弾銃と空気銃の両方を用意する。2丁持って歩くのはなかなか大変だが、状況に応じて使い分けできるというのは大きなメリットである。

 排雪による雪山が山のようになり、先週とかなり状況が変わっている。最初のポイントで2羽のカモを発見するが、こちらに気付いて飛んでいってしまう。天候は雪模様に変わってきた。ここの水温は湯気が立つ位に温かい。カモは必ず戻ってくると確信し、隠れて待つことにする。

1時間後、カモが戻ってきた。やはり警戒しているのかなかなか入ってこない。さらに待つと10分ほどしてカモが次々と入ってきた。やるなら今しかない。陰から水面のカモを狙って散弾銃の引金を引く。水しぶきとともに一斉にカモが飛び立つが、素早く飛び上がることができない。落ち着いて次の矢をかけた瞬間、水面に1羽のカモが浮かんでいた。

獲物はマガモのオス。先週獲ったカモも大きかったが、今回もかなり大きい。とりあえず腸抜きして持ち帰ることにする。

弾は頭部を貫通していた。当たり所が良かったのだろう。やはり散弾銃を使って正解だった。これだけ大きなマガモでは4.5mm口径の空気銃では厳しいと思う。

ちなみに4日前の大雪で用水路の両脇には雪庇ができていた。近付きすぎて踏み抜くと大変危険。さらに用水路はかなりの深さがありそうだ。十分な注意が必要である。

今期最後の1羽で何とか2ケタを達成。シカの方は全然ダメだが、カモ猟に関しては充実していたように思う。また猟場ではたくさんの仲間との出会いもあった。来期も楽しく安全にカモ猟を楽しみたいものだ。

2014年1月19日日曜日

2014年シカ共同猟

19日、部会が主催する第2回目のシカ共同猟に参加した。第1回目は11月だったのでしばらくぶりの開催。6時30分にいつもの駐車場に集合、現地を知るメンバーの先導で猟場へと向かう。共同猟を行うのは初めての場所である。

挨拶の後は勢子と待ちの動き方について打ち合わせ。真ん中の尾根に沿って勢子が上からシカを追い立て、その尾根を取り囲むように二手に分かれて待ちが付くことになった。その配置のイメージを棒を使って雪に書いている。

8時に勢子が出発。1時間ずらして待ちが出発する。我々は尾根の左側の沢に入る。沢の中よりも少し左の尾根に上がったところで待った方が良いとのことで急斜面をスノーシューやスキーで進んでいくが、思うように進まない。

9時40分、標高275m付近に到着。ここで待ちに付く。正面には勢子がいる尾根と真下には沢が見える。頂上付近にいる勢子が10時に出発との連絡が入る。いつでも撃てる体制で待ち構える。

遠くから勢子の声が聞こえてくる。無線で「20頭の群れが尾根上を下っていった」との連絡が入る。我々の位置からは全く見えない。他の待ちも群れは確認できず、その後もひたすら待ち続けるが、シカはすでに逃げたと判断、11時30分に待ちは解除された。

勢子と違って動きのない待ちは体が冷え切ってしまう。ベースに戻って昼食タイム。部会長の奥さん特製の豚汁を食べて元気を取り戻す。寒いと空腹になるペースも速くなるようで、1杯では足りず2杯目をおかわりした。

この日の収獲は上部で勢子がおさえた2頭のみ。この他に部会長が別の日に獲ってきたものも合わせてみんなで分けることにする。あっという間に配分は終了。

片付けを終えて14時に解散となった。今回初めての場所だったが、シカの足跡もたくさんあり、生息数も多いことがうかがえた。やはりシカもいるところにはいるものである。また日を改めて来てみたい場所である。
 
 

2014年1月18日土曜日

真冬のカモ共同猟

18日、お誘いを受けてカモ共同猟に出撃する。真冬に散弾銃でカモを狙うというのは初めての経験。6時50分にメンバー5名がポイントに集合。しびれるような寒さの中で準備を開始する。

最初のポイントに向かう。水面の氷が多く、残念ながらカモは入っていない。風が無くて天気も良いが、カモ猟には不利な条件である。それにしても寒い!すぐに手がしびれてくる。
 
次に本命のポイントへと向かう。水面にマガモの群れを確認し、二手に分かれて一斉射撃。2羽が水面に落ちるが、すぐに潜られてしまう。どうやら半矢だったようだ。
 
次のポイントでは他の部会の方と出会い、共同で攻めることにする。水面にコガモの群れを発見し、一斉射撃するが、惜しくも収獲なし。

再び本命のポイントへ戻り、最後のチャンスにかける。ベテランであるOさんの指示に従いながらゆっくりと水面へ近付く。草のかげから1羽のマガモが顔を出した。かなり大きい。すかさず銃を構え、飛び上がった瞬間に1発、2発と発砲。水面に落ちた後も念のため留め矢をかけた。

 回収部隊が対岸へと向かう。ここはカモキャッチャーの出番である。何とか無事に回収することができた。

獲物はマガモのオス。今まで獲ったカモの中で一番の大物だが、やはり一人では獲れなかったと思う。まさに共同猟の賜物。真冬とはいえカモシーズンがまだ終わっていないことを実感した1日だった。
 

2014年1月6日月曜日

2014年初出猟

1月5日、今年初のエゾシカ猟に行く。この日はOさんの知り合いである日高町の元ベテラン猟師Yさんに猟場を案内してもらう。流し猟でシカが良く出るポイントや待ちの立ち位置を聞く。

この時期にしては雪がほとんどない状態である。日本離れした素晴らしい景色が続く。

シカの足跡はあちこちにあるが、姿はどこにも見当たらない。きっと朝早くに行動しているのだろう。その後、他の林道も流してみるが、結局この日もシカに出会うこと無く終了。

Yさんから自家製のおいしそうなカボチャをいただいた。最近、シカ猟に行ってシカ肉以外のものを持って帰ることが多い。連敗記録をひたすら更新中。