2012年12月28日金曜日

秋の共同猟

11月上旬、所属する猟友会が主催するエゾシカの共同猟に参加した。場所は夕張の山林。水溜りに氷が張る林道を進み、集合場所へと到着する。

この日のメンバーは約30名。全員で打ち合わせを行った後、各自山の中へと入っていく。今回私は勢子を担当する。

私の班は4名。尾根を大きく回り込む形なので移動距離が長い。傾斜がきつい斜面をひたすら登って尾根上に出る。途中で2頭を発見するが、あっという間に逃げられて発砲はできなかった。

各班と無線で連絡を取り合う。捕獲した班から回収の応援要請があり、急いで現場へと向かう。獲物は沢の中に落ちており、足場の悪い中で解体し、肉をリュックサックに入れて集合場所へと向かう。

集合場所では獲った肉の切り分けが始まっていた。この日の獲物は1頭だったが、前日から獲ったものを合わせると肉の量もかなりのもの。これを参加者で分配する。

猟が終わった後の昼食は豚汁である。部会長の奥さんが作る豚汁は体がとても温まる。

昼食を食べながら情報交換。経験が少ない自分にとってとても貴重な時間である。今回勢子を担当したことで周辺の地形を覚えることができた。この次は1月に共同猟があるので是非参加したい。

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