2013年11月29日金曜日

おすすめの狩猟本2題

先日開催された「ハンターの会」で話題になっていた本をさっそく書店で買ってきた。
まずはマンガ「山賊ダイアリー4」である。以前にこのブログでも紹介したが、待望の第4巻が今月発刊された。今回は狩猟の他に海釣りや山菜採りなども加わった。もちろん色々な獲物の料理法も掲載されており、内容もますますパワーアップしている。

 
買った本屋さんでは主人公のイラストによるしおり(というか単なるコピー)が付いてきた。狩猟を題材にしたマンガが出るとは夢にも思わなかったが、狩猟に対する理解促進に向けてこれからも頑張ってもらいたいものだ。

もう一つはアウトドア雑誌「BE-PAL」である。今から30年ほど前、山岳部に入りたての頃には良く読んでいたが、極めて広範囲なアウトドア志向の雑誌ということもあり、本格的な登山を目指すようになってからは硬派路線だった「岳人」「岩と雪」などの山岳専門誌に関心が移ってしまい、すっかり読まなくなっていた。

今回の12月号ではナイフと焚き火について現役猟師に聞くという特集が組まれているとのこと。「あのBE-PALが?」と半信半疑でページをめくってみて驚いた。最初の40ページほどは猟師たちのこだわりのナイフや道具の紹介、さらに95ページには大日本猟友会の佐々木会長のインタビューが掲載されている。これ以外のページはどうでもいい内容だが、この部分だけでも買って読む価値は十分ある。今回だけの特集なのかもしれないが、気軽に読める狩猟専門誌というのがあれば若手ハンターの裾野も広がるのではないかと思う。ハンターの人も、そうでない人も先ずは一読をお勧めしたい。
 
蛇足ながら「BE-PAL」に影響されて私の愛用するナイフを紹介。最近の主力はこのフランス製のオピネルNo10。秀岳荘で購入したもので価格は2000円位だったと思う。シカもカモも全てこれ1本でOK。何より安いので気兼ね無く使える。ブレードはスチール製なので使用後はすぐに研がないと錆びて大変なことになるが、こういう面倒くささがむしろ気に入っている理由でもある。

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