2015年1月2日金曜日

新年初猟でヒヨドリGET

あけましておめでとうございます。新たな年がスタートしたが、家でじっとしているのはもったいないので、散弾銃と空気銃の2丁を持って近くの川へ行ってみる。予想通り川面にはカモが浮かんでいるが、この時期のカモは警戒心がとても強い。ここからがカモとの勝負である。

相手はどうやらマガモとキンクロハジロのようだ。狙いはもちろんマガモだが、キンクロハジロが手前をチョロチョロしてなかなか撃てない。雪の上で待つこと40分、死角からカモの頭が見えた瞬間に引金を引く。脂がたっぷりのったマガモのメスだった。

この後、次のポイントへ移動するが、ここはカモから丸見えの場所なのですぐに飛ばれてしまう。遠くのカモが近付いてくるのを待っていると、あちこちから「ビィーヨ、ビィーヨ」というヒヨドリの声が聞こえてきた。空気銃で狙ってみることにする。

ヒヨドリにはお気に入りの木があるらしい。近くで待つこと30分、やはりヒヨドリの群れはやってきた。距離は約15m位だろうか。獲物はスコープのど真ん中に入っている。バチンという音とともにエースハンターの弾丸は胴体を貫通し、ヒヨドリは木の下へと落ちた。

帰り道にまたヒヨドリの群れを見つけた。空気銃を準備する余裕がないので、カモ用の4号散弾ですかさず狙う。ドーンという音とともにヒヨドリが落下、弾は運よく羽の付け根付近に1発だけ当たっていた。獲物を入れたタマネギ袋をリュックにぶら下げて来た道を戻る。

ここの川や林の中には色々な鳥がおり、待っている間もあきることがない。とても豊かな猟場であることを改めて実感した。いつまでもこうして狩猟ができるよう我々自身の手でしっかりと守っていきたいものである。

9 件のコメント:

  1. 初めまして。自分もよくここでマガモやヒヨドリを狙っています。
    もし、猟場で出会ったらよろしくお願いします(*´ω`*)

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  2. 匿名さん、コメントありがとうございます。
    ここはロケーションが良くてとても好きな場所です。ここで狩猟ができるのも1カ月ありませんが、残り少ない期間楽しみたいですね。今後ともよろしくお願いします。

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  3. 明けましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします^ ^
    鴨GETおめでとうございます。
    幸先いいですね^ - ^
    じぶんも明日、部会で鴨の共猟をやります。
    未だ鴨をGETしてないので明日は何とか落としたいものです!

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    1. 早来猟師さん、コメントありがとうございます。
      今年もよろしくお願いします。昨日はシカ猟に行ってきました。たくさん歩いて体が痛いです・・・。カモの共同猟いいですね。感覚が鋭いカモをチームプレーで捕獲するのはシカ猟とまた違った楽しさがあります。今年も良い年となりますことをお祈りしております。

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  4. いつも楽しく読ませていただいております。今年、猟師デビューした札幌在住の新人です。地形を覚える意味もあって鴨猟はずっと共和町に通っていました。新米猟師さんのブログ等で札幌近郊でも鴨猟の場所があることは知っていましたが、雪のない時期に行ってないと流石に怖いので今は鹿猟に通っています。

    今日、オホーツクに行った帰りに天塩川を渡りましたが、キンクロハジロがたくさん浮いてました。臭い鴨ですが、激辛カレーに入れると食べられます(笑)

    今年も楽しいブログ期待しております。直打ちが出来ないので・・・コードネームはひげドン猟師と言います。

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    1. ひげドン猟師さん、コメントありがとうございます。
      ひげドン猟師さんの存在は「白石厚別インターネット部会」のブログで知っていました。新人さんで頑張っているなあと思って見ていました。私も札幌に来たばかりの頃は猟場も良く分からず手探りで状態で単独カモ猟をやっていました。全然獲れなかったですが、それはそれで勉強になったように思います。最近は色々な人達と狩猟に行く楽しさを実感しています。もし、良ければ一緒に行ってみましょうか。その時は連絡下さい。今後ともよろしくお願いします。

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  5. ひげドン猟師です。

    「白石厚別部会HP」は初心者には非常に有用な情報提供してくれてますよね。猟友会HPではあそこがダントツで充実してると思います。鴨猟は短期間ですがいろいろ試行錯誤したので自分なりのスタイルが出来たのですが・・・常識が無いので、多分、かなーり変です(笑) 

    溜池が凍ってから鹿猟を始めましたが、机上で考えても必勝戦術が思いつかないので初心者には正直難しいですね。散弾銃は平筒しか持っていないので如何に鹿に気づかれずに接近するか努力を重ねていますが、鹿の方が賢くて連敗を重ねています。地面の状況にもよりますが、音を立てずに接近するのは本当に難しいですね。

    2013年の新米猟師さんの記事を参考に正月明けに滝上に行きました。有害鳥獣駆除の御利益か、車の入れない林道に丸一日スキーで入ったにもかかわらず鹿には結局3頭しか出会えませんでした。とは言え、新米猟師さんのおっしゃる通り、坊主を重ねた結果、新しい足跡の識別や昼間でも1時間も追えば少なくとも鹿の姿は見える事は学びました。

    次の日、さらに北上したところ川沿いに鹿の群れを発見し、2匹を仕留める寸前まで追い詰めましたが、一匹が川にはまって死んだように見えたのでもう一匹を追っていたら両方とも逃げられました。二兎を追うもの、一兎も得ずというやつです(大笑) 初の鹿獲得は次回以降となりました。

    この後、家族が帰省するので2週間ほど独身に戻ります。日曜日は猟友会のグループ猟に参加する予定ですが、土曜日にもし出かけられるようであればお声がけ下さい。

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  6. ひげドン猟師です。出張中で返事おそくなりました。

    何回か鹿猟に行って、スコープ関係の試行錯誤と弾の使い分けをやってます。今はSauvestreというフランス製の有翼弾をメインに使ってます。弾道曲線データでは100m弱の有効射程があります。この間の猟では70m程度で当たりました。ただ、ボアサイターと弾道曲線のみでサイト調整している事と、鹿を撃てるチャンスは非常に短い時間なので、1200円もする弾ですが3発一セットで撃って弾幕を張るようにしています。ちょっとパンチ力不足な気がしています。50m以内では6粒弾と熊&止め差用にDupoも持ってますがまだ確実に当てたことがありません。

    滝上は民家が無くなってずいぶん手前から道路が閉鎖になっていたので車で林道近くまで気安く入れない状況でした。足跡の数から判断すると、僕の入った林道4本はあまり大きな群れがいる感じはありませんでした。一番大きい群れでも数頭という感じでした。

    メールの方、入れさせていただきます。楽しみですね。よろしくお願いいたします。

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