2016年11月1日火曜日

道北でシカ猟

30日の早朝、道北の猟場へと向かった。先々週に初めて訪れたこの地、猟果は無かったが、2日間走り回ってシカのいるポイントは大体わかった。期待を胸に車を走らせる。

それもつかの間、期待が高まる一方で天気は急変。おまけに昨夜からの降雪で一面真っ白。車のブレーキが効かないほど路面は凍結している。逆に不安が高まる中、山の奥の林道へと向かった。

ほどなくして道路上にシカとは明らかに異なる足跡を見つけた。クマのものである。すっかり冬眠しているものと思ったが、冬でも活動しているようである。結局、午前中は撃つ機会もなく終了。

午後からも有望そうなポイントを走り回るが、決定的なチャンスに恵まれない。時刻は15時30分、ここでダメなら帰ろうと入った林道のどん詰まりで1頭の雄シカがこちらを睨みつけていた。

私が車のドアを開けた瞬間、ものすごい勢いで雄シカが斜面を駆け上がり始めた。ほぼ条件反射の状態で撃った1発が雄シカの右足に当たり、動きが止まる。2発目は腰のあたりに当たり、雄シカがその場に座り込む。雄シカは必死に逃げようとするが、すでに勝負はついていた。サベージの薬室にゆっくりと実包を入れ、首のあたりに止め矢を入れる。雄シカはゆっくりと動かなくなった。

森の守り神のように凛として立ちはだかる見事な雄シカだった。間もなくこの林道も雪で完全に閉ざされることだろう。山を降りる頃、あたりはすっかり暗くなっていた。


2016年10月12日水曜日

狩猟解禁~カモ猟~

しばらく更新をさぼっているうちに狩猟解禁となってしまった。解禁1日目は猟友会のメンバー2人とカモ猟に行く。ため池回りをしながらコガモ3羽をゲットすることができた。幸先の良いスタートだ。


その1週間後、エアライフルを持って単独でカモ猟に行くことにした。ため池を回ってみるが、目星を付けた池にカモがいなかったり、藪の中に隠れて出てこなかったりと苦戦が続く。


地図上で前から気になっていた池にGPSを頼りに行ってみる。水面にはカモが3羽。距離は30メートル。1発目が羽の付け根に当たり、飛べないところを数発撃ってやっと止まる。獲物は大きなマガモのオスだった。


獲った獲物を鴨鍋にする。鴨ガラを煮て出汁をとり、酒、しょう油、みりんで味付け、鴨肉、ネギ、エノキを入れて煮るだけの簡単なもの。野生の風味が口の中に広がる。猟期が始まったことを実感した。


2016年6月13日月曜日

キツネの駆除

4月に有害鳥獣捕獲の許可がおりたが、体調を崩して出動出来ない状態が続いた。6月には何とか回復、久し振りに空気銃をもって近くの山に行く。

カラスもキジバトもいることはいるが、人家の近くにいて撃てない状態。そろそろ帰路につこうかと山奥の畑を通りかかった時、いきなりキツネの群れが車の前を横切った。群れは親1匹と子供3匹。親キツネがこちらを睨んで威嚇している。1発撃つと遠ざかるが、すぐまた近くでこちらを見ている。数発撃つうちに親キツネは遠くに行ってしまった。

残るは子供のみ。警戒心が薄く、こちらをじっと見ている。距離は50メートル。数発のうち1発が子ギツネに命中した。

体長50センチメートル位の子ギツネ。まだ2匹が近くでウロチョロしているが、隠れて出てこなくなったので帰路につく。弾が当たった時のキツネの叫び声が耳に残って離れない。

捕獲したキツネは両耳の先端を切り取ってジップロックに入れておく。申請の際にはこれが必要になるのである。1日経って良く見ると袋の中に小さなゴミのようなものが・・・


ダニである。切り取った耳に付いていたのであろう。こいつに喰いつかれてはたまらない。ジップロックごと冷凍庫で保管する。お金がもらえるからいいねと思うかもしれないが、そんなことはほとんどない。有害駆除には色々なリスクがつきものなのだ。

2016年3月17日木曜日

シカ共同駆除

2月末日をもって猟期が終了し、3月早々に入って共同駆除が実施された。行政からの要請に基づく活動の一環であり、3か所で実施隊のメンバー約60名が参加した。


私たちの部会が担当する地区は鳥獣保護区になっていて、この日だけ特別に捕獲することができる。地元の部会が勢子を担当し、我々は各自待ち場へと向かう。


私の待ち場は沢の入口付近であり、上の尾根から勢子がシカを追い立てる作戦である。シカがあっちの方向に行ったとか無線が入るが、1時間以上経っても私の方にシカが来る気配はなし。そうこうするうちに待ち解除の連絡が入る。


 集合場所に次々とシカが運ばれてくる。結果はオス12頭、メス49頭の合計61頭。捕獲されたシカが山のように積み重なっている。もったいないが、これらはすべて焼却処分される。



これも社会貢献と思って参加しているが、有害駆除と狩猟は全く別物である。こういうことをしなくてもシカと共存できればいいのになと何だか空しい気持ちになった。


2015年12月6日日曜日

有害鳥獣駆除

どういうわけか土日に仕事が入ったりしてなかなか出猟できない日が続いていた。実施隊に入ってからの駆除実績も未だにゼロ。テンションが下がる一方なのだが、札幌からJRで帰る途中に車窓から眺めていて気になる場所があった。地図を確認するとしっかりとした林道が付いている。さっそくシカ猟の計画を立てた。

この日、林道は除雪されていたが、シカの姿は見えない。このままの流し猟では捕獲が難しいと判断し、途中にあった除雪されていない林道をスキーを履いて入ってみることにする。

シカの足跡が縦横無尽に付いている。足跡をたどれば必ずシカがいると判断し、一番濃い足跡をひたすら追う。歩くこと30分、5頭の群れが100メートル先を横切った。狙いを付けたが、あっという間に逃げてしまう。さらに追うが、シカは警戒音を出しながら逃げて行く。

完全にシカのペースである。これは追い付かないとリュックの上にへたり込む。しばらくボーッとしていると、ふとシカの気配を感じた。まだ奴らが近くにいることを確信し、ゆっくり歩き始めるとまたもや警戒音。音の方向に目を向けると5頭の群れがじっとこちらを見ている。距離は50メートル。急いで銃を構えてゆっくりと引金を引く。弾は群れの中の1頭の首を撃ち抜いていた。2歳の大きなメスだった。有害駆除の目印となるテープを付けて写真を撮り、証拠の尻尾を切り取る。猟友会に報告するために必要な手続きなのである。

解体した肉をビニール袋に入れ、ロープを付けて引っ張りながら車へと戻る。重くてなかなか進むことができない。背負うよりは楽であるが、結局ロースとモモの一部しか持ち帰れず。何とか駐車ポイントに着くも腰が痛くて動けない状態。中腰になりながら車を運転して帰る羽目になった。

林道の雪もこれから次第に深くなっていくのだろう。忍び猟が主体になるこれからが本当の勝負である。

2015年11月20日金曜日

空気銃でカモ猟

10月、今年初めてのデビューとなる空気銃を持ってカモ猟に出かけた。猟期前から目を付けていた池に行ってみる。予想通り数羽のカモが池面に浮かんでいるのが見えた。

スコープ合わせはしているのだが、実際の狩猟になると距離感がうまくつかめない。カモは正面を向いている。S410の重さがずっしりと腕に来る。胸のあたりを狙ってゆっくりと引金を引いた。

今年初の獲物はカルガモのメス。腸を抜き、羽を毟って帰路に付く。

今回は色々な部位を食べてみることにした。もも肉は小さいながらも身がしまっていて美味しい。砂肝はコリコリした食感が良かった。しかし、レバーは血の塊といった感じで一口食べてギブアップ。

やっぱりメインは胸肉である。薄く切ってすき焼きにするとすごく美味しい。あまり火を通さないのが美味しく食べるコツであるが、色々な食べ方を研究するのも狩猟の楽しみである。

2015年9月8日火曜日

空気銃スコープ合わせ

新しく買った空気銃のスコープを合わせるために、クレー射撃場に隣接するライフル射撃場にやってきた。

射座は4つで簡易な作りであるが、観的スコープやライフルレストも完備している。

さっそく空気銃をセットする。標的までの距離は50mである。

1回目。中心を狙って撃ったにもかかわらず、最初の1発目は的紙にも当たらない。2発目も同じ。指導員のOさんから「スコープが全く合っていないから先ずは的紙の4隅を狙え」とのアドバイス。右角を狙ったところ左角に穴が開いた。30㎝ほどずれているようだ。スコープの上下をクリックしながら何とか黒丸におさまるようになった。

2回目。さらに微調整しながら中心に合わせていく。撃ち方が悪いのか左右にバラける感じである。

3回目。若干右に寄っている感じであるが、少しずつ真ん中近くに入るようになってきた。

エースハンターの結果。ゼロイン30mで合わせているので黒丸の上端を狙う。中心よりも上にバラける感じ。上端よりもう少し下げても良かったと思う。

とりあえずこんな感じでこの日のスコープ合わせは終了。次回はすべて500円玉大にまとまるようにしたいものだ。