2012年8月26日日曜日

お気に入りのナイフ達

狩猟にとってナイフは必需品。木を切ったり、獲物を捌いたりと色々なことに使える。今回は自分の相棒として山へ持っていくナイフ達を紹介したい。

十徳のアーミーナイフ。職場のレクレーションにて景品としてもらったもの。ナイフやドライバーなど色々と付いているが、どれもが中途半端な作り。しかし、コルク抜きやハサミなど意外な時に重宝することがある。最近は釣り用ベストの中に入れっ放しである。

ビクトリノックスのアーミーナイフである「ソルジャー」。スイスに行った時に買ってきたもの。作りが頑丈なので十分実用に耐える。現在は主にキャンプで使用しており、狩猟で使ったことはない。

無名のフォールディングナイフ。スペインのトレドに行った際に買ってきたもの。刃渡りが小さいのでシカの解体には適さないが、部位を切り分けたり、骨を外したりといった作業には十分使える。ベストのポケットに常備している。

シカ解体用のナイフ。猟友会の部会長にいただいたもの。解体にはコンバットナイフのようなデカいものが必要と思われるかもしれないが、刃渡りはこのナイフのように10cmもあれば十分である。握りがスチール製なので手入れが楽だが、骨に当たるとすぐに刃こぼれするので何度も研いで使っている。

山岳部の先輩からいただいた剣鉈、土居良明作の「百錬小鬼手」である。刀のように刃が鋭く磨かれており、持っているだけで安心感がある。今年の猟からはこれをメインにしようかと思っている。

こうしてみるとナイフにも色々と個性があって見ているだけでも楽しい。とにかく切ることに特化されたナイフには全く無駄がない。そして何よりも機能的に優れた道具というのは本当に美しいものだと思う。

2012年8月6日月曜日

etrex20に等高線地形図を入れてみる

今年の狩猟解禁も昨年と同じく10月1日の予定。解禁までの時間の使い方でその年の猟果も決まってくるのかなと思いながら毎日を過ごしている。

そんな中でGarminのハンディGPS「etrex20」も山での出番がほとんどないのだが、ネットで色々と調べていると、本体以外に付属して多くの活用方法があるらしい。

サイトでよく見かける「Yahoo地図」であるが、これを切り出して「etrex20」の本体に入れ、持ち運びができるようなのだ。

さらに「電子国土」の地図も切り出して持ち運びできるとのこと。等高線地形図を使えることで山の中での行動範囲もさらに広げることができそうだ。

「【ymapjnx】Garmin BirdsEye JNX 作製ツール」のページより 「ymapjnx」と「gsijnx」をダウンロードする。ちなみに 「ymapjnx」は「Yahoo地図」、「gsijnx」は「電子国土」を切り出して、GarminのGPSに入れることができるフリーソフトである。

 「ymapjnx」も「gsijnx」もそれだけでは使うことができない。「Python2.7.3」というフリーソフトが必要で、このフォルダに解凍した 「ymapjnx」と「gsijnx」のフォルダを入れる。また、地図を表示するためには日本語パッチを「etrex20」にインストールしなければならず、なかなか手間がかかる作業である。

 「ymapjnx」のフォルダ内にある「config」を切り出す地図の範囲を指定して書き換え、「start」のバッチファイルをクリックすると切り出した地図の作成が始まる。大きな範囲を指定するとかなりの時間がかかるので、北海道を4分割にして作成した。
終了するとフォルダ内にjnxファイルが出来上がっているので、これを「etrex20」の本体にコピーするが、本体メモリだけでは足りないので32GBのmicroSDを購入してコピーした。

「Yahoo地図」はこんな感じで表示される。道路や文字もはっきり読み取ることができる。カスタムマップと違ってスクロールもスムーズなので実用性には全く問題ない。

同様の方法で「gsijnx」を使って「電子国土」を切り出した地図を作成してみた。等高線もくっきり映っており、湖や川、登山道も忠実に再現されている。これなら山でも十分使える。

今回 「ymapjnx」と「gsijnx」のおかげで「etrex20」のレベルが一気にあがったと思う。こんな素晴らしいソフトを開発した作者に感謝したい。