2013年7月28日日曜日

スキート射撃練習

猟期まであと2か月もある。いつも行く銃砲店のオヤジさんが言うにはカモ猟にはスキート射撃をしっかりと練習しておいた方がいいとのこと。思い立ったら即実行ということで栗山クレー射撃場へと向かった。

スキート射撃は1番から8番までの射台を順に回りながらクレーを撃つ競技であり、それぞれの射台によって飛ぶ方向が変わるので狙い方も違ってくる。同じクレー射撃でもトラップ射撃とは全く異なるものである。中央の小屋にいるプーラーという人がクレーを飛ばしてスコアも付けてくれる。

向かって右側にある小屋がマークハウス、左側がプールハウスであり、ここからクレーが発射される。プールハウスから時計と反対回りで半円形の形で1番から7番までの射台がある。 

こちらが プールハウス。見ての通りプールハウスはマークハウスよりも高い場所からクレーが発射される仕組みになっている。1番射台ではマークハウスからのクレーは向かい矢、プールハウスからは追い矢になる。

 プールハウスとマークハウスを結んだ真ん中に8番射台がある。クレーが自分のすぐ斜め上を通るので非常に難しい射台である。

 この日は先行者と一緒に回らせてもらう。ジャパンルールといわれるものであるが、順番が良くわからないので先行者に従って撃つ。またダブル(クレーが2枚一緒に飛んでくる)を撃つタイミングがつかめないので1ラウンド目はシングルとした。 ベテランの人達は次々にクレーを壊していくが、自分は付いていくので精一杯である。

 この日の結果はご覧の通り。斜線が当たりで丸印が外れである。2ラウンド目からダブルに挑戦したがなかなか当たらず、かろうじて7番射台でダブルを壊すことができた。3ラウンド目は別グループと一緒に技能講習と同じ撃ち方でやってみたが、11発連続外しという自己新記録を達成。その後の7番射台では9発全部的中。やはり流れのようなものがあるようだ。また、同行者からは「銃口が下を向いているからロスが多い。少し銃口を上向きにした方がいい」とのアドバイス。どうやらトラップ射撃のクセが抜けていないらしい。

散弾の散開度パターンの試験をやっている人がいたので見学させてもらった。30メートル離れた的に向かって撃ち、散弾がどのように広がっているかを調べるものである。


 撃った後の的を見てみると左上に散弾が寄っている。自分の銃の性格を知ることでどういう狙い方をするかつかむことができる。 

 この日は3ラウンドやって終了。色々な方向に飛ぶクレーを撃つスキート射撃はやはり実際の狩猟でも役に立ちそうである。自分の悪い所もわかったので、猟期に向けてこれからも定期的に練習したいと思う。


2013年7月4日木曜日

第2回ハンターの会

7月3日、第2回目のハンターの会が札幌駅近くの居酒屋で開催された。ほぼ1カ月振りの開催ということで月1回の計画どおり順調な滑り出しである。ちなみに今回の出席者は9名。道議会議員、道庁職員、団体職員など前回のメンバーを中心とした多彩な顔ぶれである。

今回から漁業団体に所属するIさんがメンバーに加わった。Iさんは仕事の関係でトドの駆除を行っているとのこと。Iさんの話では海棲哺乳類の保護管理に関する法律は色々あって、トドは水産法、アザラシ類は鳥獣保護法、ラッコとオットセイは「臘虎膃肭獣猟獲取締法(らっこおっとせいりょうかくとりしまりほう)」という法律に基づいているらしい。さらに駆除といっても実施できる海域が限定されていたり、弾の扱いが狩猟とは異なっていることなど興味深く聞かせていただいた。

また、Hさんが知り合いにもらったというシカ肉ハムを試食する。ハムと言うよりは生肉に近い感じだが、塩味がしっかり付いている。わさび醤油で食べるとなかなかおいしかった。

今回の会場はカラオケボックス風の個室であり、アルコールの勢いも手伝って終了間際に歌合戦へと突入。「与作」や「北の漁場」のハンターバージョンが飛び出して大いに盛り上がった。楽しい3時間があっと言う間に過ぎてしまい、第2回目のハンターの会はお開きに。新メンバーが加わって前回よりも確実にパワーアップしたように思う。ちなみに今回の議題となるはずだった会の正式名称決定は次回に持ち越し。うーん、いつになったら決まるのやら…。