日曜日に獲れたシカの肉が冷蔵庫にたっぷりと入っている。しかし今回は3歳のオスということもあり肉の臭みがどうも気になる。アク抜きをしっかりできる煮込み系の料理ということでシチューを作ってみることにした。使用部位はモモ肉である。
肉を小さく切り、シカ肉をお湯で茹でる。かなりのアクが出るので湯を入れ替えながら3回実施。これで臭いもほぼ無くなったのでザルにあげておく。
玉ねぎをかるく炒めておく。ジャガイモは煮崩れるので最後に入れる。
炒めた玉ねぎ、アク抜きしたシカ肉、ニンジンを入れて圧力鍋で10分加圧して火を止め、圧力が抜けるのを待つ。
鍋を開けてジャガイモを入れ、さらに缶入りホワイトソースを入れて煮込む。ここからは缶に記載のある通りに作る。かわりにデミグラスソースを使ってもよい。
仕上げに牛乳を入れ、塩で味をととのえて完成。とても簡単にできる。
アク抜きのおかげで肉の臭みはほとんどなく、肉もとても柔らかくて美味しく仕上がった。シカ肉は臭みがあるといわれるが、臭いや香りというものはすべての食材に言えることであって、下ごしらえや料理方法でそれをどう料理するかが腕の見せ所でもある。
シカの内ロース(フィレ)の焼肉を添えてみた。ちなみに内ロースは1頭のシカから1kgもとれない部位。これを食べることができるのが猟師の特権でもある。ジンギスカンのタレに30分ほど漬けこんで焼いただけだが、柔らかくてこれが絶品。これからも美味しいシカ肉の料理方法を研究していきたいと思う。
2012年1月26日木曜日
2012年1月23日月曜日
ライフルの威力
今回は隣の部会のHさんとKさんとともに出猟、エゾシカを求めて滝上町の山へと向かう。滝上町はハンターが入猟し易いよう冬期間の林道除雪を行っているのである。ふと林道手前の山の斜面でHさんがシカを発見。私には全くわからない。
すかさずHさんがライフル銃を構えて発砲する。遠目にシカが倒れるのを確認、回収に近付くと立派な角を持ったオスだった。その距離280m、弾は急所を撃ち抜いていた。まさにスナイパーの世界である。
その場で解体して車へと戻る。今回はソリがあるので運搬も非常にラクである。リュックに入れて運ぶのとは大違いだ。
その場で解体して車へと戻る。今回はソリがあるので運搬も非常にラクである。リュックに入れて運ぶのとは大違いだ。
この後は林道内で流し猟を行うが、私にも2度ほど撃つチャンスがあった。1回目は100m近い距離で外し、2回目は50m位の距離だったが林間で狙いが定まらずこれも外してこの日は終了。まだまだ修行が足りないことを実感した。
今回獲ったオスの角を回収してきた。長さは60cm。いつか自分の手で獲ってみたいものである。
2012年1月21日土曜日
ハンディGPSを使ってみる
山歩きの際には自分がどのあたりにいるのか知っておく必要がある。そんなわけでハンディGPSを購入した。ガーミン社の「eTrex20」という機種である。円高ということもあり海外通販で格安で手に入れることができた。
外観はこんな感じで片手にすっぽりと収まるサイズである。海外製品なのでパネルは全て英語表記である。右上に操作キーがあって選択・実行はすべてこのキーで行う形である。なかなか操作しやすい。
地図ソフトは添付されていないので、とりあえずネットで無料の地図ソフトをインストールする。電池の裏にマイクロSDカードのスロットがあって簡単にインストールできる。また、「カシミール3D」というソフトから等高線の入った地形図を切りだして本体に入れることもできる。
さっそく持ち歩いて色々と試してみる。自分の歩いたルートが画面上に線で表示され本体に記憶される。カーナビと同じ感覚である。歩いたルートは本体とパソコンに接続すれば前述の「カシミール3D」で閲覧・保存が可能。それにしても道路の曲がり方だけでなく、右左どちらを歩いたかまでほぼ正確に表示されているのには驚いた。
ケースは出し入れしやすいデジカメ用のものを購入した。ハンディGPSが正確かつ多機能でこれほどすごいものとは思わなかったが、使いこなすまで時間がかかりそうな気もする。いずれにしてもアウトドアで大活躍することは間違いない。
外観はこんな感じで片手にすっぽりと収まるサイズである。海外製品なのでパネルは全て英語表記である。右上に操作キーがあって選択・実行はすべてこのキーで行う形である。なかなか操作しやすい。
地図ソフトは添付されていないので、とりあえずネットで無料の地図ソフトをインストールする。電池の裏にマイクロSDカードのスロットがあって簡単にインストールできる。また、「カシミール3D」というソフトから等高線の入った地形図を切りだして本体に入れることもできる。
さっそく持ち歩いて色々と試してみる。自分の歩いたルートが画面上に線で表示され本体に記憶される。カーナビと同じ感覚である。歩いたルートは本体とパソコンに接続すれば前述の「カシミール3D」で閲覧・保存が可能。それにしても道路の曲がり方だけでなく、右左どちらを歩いたかまでほぼ正確に表示されているのには驚いた。
ケースは出し入れしやすいデジカメ用のものを購入した。ハンディGPSが正確かつ多機能でこれほどすごいものとは思わなかったが、使いこなすまで時間がかかりそうな気もする。いずれにしてもアウトドアで大活躍することは間違いない。
2012年1月9日月曜日
単独猟でシカを獲る
解禁から今までに獲ったシカはどれも猟友会の人たちと一緒に行って獲ったもの。いや獲らせてもらったというべきかもしれない。連休初日、自分だけの力で何とか獲ってみたいとの思いから年末に目星をつけた士別市内の林道へと向かう。
しかしこの世界それほど甘くはない。林道は深い雪に覆われており、林道に入っていきなり車がスタック。タイヤは空回りするばかりで脱出不可能なだけでなく携帯電話も通じない状態。途方に暮れて歩いて道道まで出たところ偶然通りかかったハンターが車で引っ張ってくれて何とか脱出に成功。こうして単独猟の1日目は猟どころではなく、完全な失敗に終わった。
2日目、昨日の林道がどうしても諦められない。今日は道道に車を停めてスキーで入ってみることにする。何日か前のタイヤ跡をたどりながら奥へと進んでいく。新しいシカの足跡があちこちにあり、間違いなく獲物がいることを確信する。
30分ほど歩いた林の中で2頭のシカを発見。距離は約20mとかなりの至近距離だ。気付かれないように頭を低くして待ち構える。1頭が横を向いて歩き始めた瞬間に引き金を引く。銃声とともにシカが跳ねあがりすぐ下の川へと逃げていくが、対岸には這いあがれない状態。おそるおそる近付いていくと水の中にシカが倒れていた。弾は胸部を貫通しておりほぼ即死状態。1歳のオスだった。
靴のまま川に入って獲物を引き寄せる。いつもは猟友会の人たちがやってくれた解体作業を今回は自分がすべてやらなければならない。ベテランのやり方を思い出しながら、まず腹部を開き内臓を取り出す。さらに皮を剥ぎ、後足を取り外し、背中にあるロースを切り出した。1時間近くかかって作業は終了。川の近くということもありとてもきれいに作業をすることができた。
解体したシカ肉をビニール袋に入れてリュックにしまう。肉はとても重く、20kg以上ある。重さでよろけながら来た道を車に向けて歩いていく。何とか車にたどり着くも腰が痛くてしばらく動けない状態だった。
自宅で肉を小分けにしていく。一人ではとても食べきれない量だ。今回の猟を振り返って、確かに自分の力で獲ったという充実感はある。しかし、それ以上に単独猟はとても大変な労力を要するものであった。また当然ながら一人の場合は危険時の対応といった問題も出てくるはずである。いずれにしても今回の経験を通じて自分が今後どういうスタイルで猟を行っていくべきなのか考える機会になったと思う。
2011年12月19日月曜日
スキーをはいて山歩き
美瑛町の猟友会の人からシカ猟に誘われた。基本は流し猟だが、トレースを追うためにスキーも用意。同行者のランクル80で雪が積もった林道をどんどん入っていく。いいなあ、俺もほしいぞ。
かなりのシカがいるらしく、山の斜面は足跡だらけ。しかし、シカの姿は全く見えない。一体どこに行ったのだろうか。
スキーをはいてシカの足跡を追ってみる。ちなみにこのスキー、かなり古いがまだまだ使える。それでもシカの姿はない。あきらめて退却。
やはりシカも警戒しているのだろう。足跡を見ながらシカがどこにいるか推理して追うというのもなかなか楽しい。狩猟には色々な楽しみ方があるものだ。
2011年12月7日水曜日
冬の山
いつも猟友会の車に乗っていては道も覚えられないので、今日は一人で車を走らせてみる。今朝はとても気温が低い。遠くには大雪山系が見えている。
道路の終点にたどり着き、ここから歩いてシカを探してみる。足跡がいっぱいあるのでこれは期待できそう。
少し歩くと…ややっ!この看板は!シカを獲ってはダメなところだった。早々に撤退。
どこの林道も雪が積もっていて自分の車では入れない。大きな道路沿いを走っていてもシカにはめぐり会えず、今日は終了。ランクルとかパジェロみたいな大きな車が欲しくなった。
2011年12月1日木曜日
アマチュア無線の話
先日、猟友会の方と「狩猟で必要な道具は何か」という話になった。その人が言うには「鉄砲の次に必要なのは無線機だな」とのこと。グループで猟をする時に連絡を取り合ったり、何かあった時の非常連絡にも役立つ。また、山の中は携帯電話が通じない所が多く、無線でなければダメなところも多いらしい。
その年の7月、札幌でアマチュア無線技士の免許試験があるので受験することにした。私が受験するのは4級という一番簡単なもの。狩猟で使用する無線機なら4級資格で十分とのことだ。
試験は4者択一形式となっており、法規12問+無線工学12問の合計24問で制限時間は1時間。過去問中心の出題とのことであり「要点マスター」という本だけで勉強。やはり問題なのは無線工学。オームの法則やら電波の波長やら無線機の構造やらさっぱりわからない。無線の理屈よりも答えそのものを暗記するよう繰り返し過去問を解いた。
試験開始は10時30分。この日の4級受験者は21名。高齢者から高校生まで年齢層が広い。
試験問題を見て驚いた。過去問と全く同じものばかり。計算問題の数字まで同じであり、あっという間に終わってしまう。他の受験者もほとんどが30分以内に終了したようだ。
自宅に帰って自己採点してみる。法規は全問正解だが、無線工学は2問不正解。各12問中8問正解が合格ラインなので恐らく大丈夫だと思う。ハードルはそれほど高くはないが、全く勉強しないと合格は難しいかもしれない。そんな感じの試験だった。
アマチュア無線技士4級資格試験に合格後、申請手続きを行ってから1週間位で「無線従事者免許証」が自宅に送られてきた。キャッシュカードと同じ位のサイズでプラスチック製。想像していたよりもしっかりしたものである。
さっそく免許証を持って無線機販売店へ行くが、無線機を購入するには開局申請が必要とのこと。そのまま郵便局へ行って申請書類を北海道総合通信局長宛てに提出。約二週間後、自宅に「無線局免許状」が送られてきた。免許状の右上には自分に与えられた「コールサイン」が書かれてある。これをもって無線機販売店へ行く。
買ったままの状態では若干不都合があるので改良することにした。まずハンディマイクとイヤホンを取り付ける。これで受信時の「ザー」という音が外部に漏れないし、獲物を前に大声で話さなくてもよくなった。また、アンテナも細くて弾力性のある素材のものに取り換える。
アンテナを変えた理由は内ポケットに入れた無線機のアンテナをベストの外に出るようにするためである。ベストの左胸の部分に穴を開け、ハトメで補強する。
こんな感じでアンテナを通すことができた。まだ狩猟で無線機を積極的に使用する場面はないが、3月に実施する大規模な巻き狩りでは威力を発揮できるだろう。狩猟というのは銃の扱いだけではなく、その他にも色々な知識が要求されるものだと思う。
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