9月8日、所属する猟友会部会の射撃練習会に参加。猟期を前にスコープの調整や射撃の感覚を取り戻すための恒例行事である。午後に浦臼国際ライフル射撃場に集合する。
すでに先に来た人から練習を始めている。場内はライフルの発射音で空気が振動している。イヤーマフが無ければ数分といられないほどだ。
標的は手前から50m、100m、150mとなっている。ちなみに左奥には300mの標的もある。自分の銃は今までゼロインを50mで合わせていたが、やはり遠くのシカも狙えるよう100mにスコープを合わせ直すことにする。
まずは100mから始める。中心を狙って撃つが50mで合わせているのでやはり中心よりも下に当たる。どちらかというと右下に寄っている感じ。同じ猟友会のYさんとOさんに手伝ってもらいながらスコープの十字が少し上にくるようネジを回して調節する。高さはこれで合うようになった。
次に右に寄っている原因を調べる。今まで気がつかなかったのだが、スコープがほんの少し曲がって取り付けられている。どうも最初の付け方が良くなかったらしい。初めから付け直すと時間がかかりそうなのでとりあえず少し左に向けて調節する。完全ではないが、何とかまとまって的に当たるようにはなった。
次に50mを撃つ。中心を狙って撃つと中心のやや上に当たる。これは中心の少し下を狙って撃つことでほぼ中心に入るようになることがわかった。150mも試しに撃ってみる。中心を狙っても約20cm位落ちる感じである。また、スコープがずれている分、距離が長くなるほどズレも大きくなるようだ。
今回はいつも使っているレミントンの銅弾頭の他に、フェデラルの鉛弾頭も撃ってみた。銅弾頭と比べて鉛弾頭の方が弾の落ち方も大きいようだ。こうしてこの日は37発を撃って終了。弾代だけで〆て2万円也。
100mの結果。ほとんどが中心の下側、それも右寄りに集弾している。最後に撃った右上の的では9点に入っている。やはり100m以上になると実際の狩猟でうまく当たるか少し心配である。
50mの結果。ほぼ8点以上でまとまっている。実際の狩猟でこれだけ近い距離にシカがいてくれればいいのだが、なかなかそうもいかないのが実情だろう。
今回の練習会で問題点が明らかになったのは良かった。とりあえずスタートはこの状態でやることにするが、決して現状には満足していない。スコープの付け直しも含めて再度調整が必要だと思う。
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