2015年5月5日火曜日

山菜採り

5月の連休、札幌に帰ったついでに子供達と一緒に山菜採りに行った。義父は山菜がよく採れるポイントを知っている。最初のポイントは畑の脇にある林の中である。ここはアズキナがたくさん採れる場所らしい。

これがアズキナである。一株だけでなく一カ所にまとまって生えていることが多い。時期的にちょうど良かったのだろう。30分ほどで買い物袋いっぱいに採ることができた。さっと茹でておひたしにすると甘みがあって最高においしい。

つぎのポイントは畑の脇にある斜面である。ここにはフキがたくさん生えている。この時期のフキはとても柔らかく、虫も入っていない。

葉を切るとフキの良い香りが辺りに立ち込めた。こちらも30分ほどで買い物袋いっぱいに採ることができた。炒め物や煮物に最適である。

次はヤマワサビである。これがなかなか見つからず、何カ所か回ってやっと群生を発見した。一見何の変哲もない草なのだが、スコップで深く掘ると太い根が張っている。

掘り出したヤマワサビは根だけを取り、草の部分は元の土に埋めておく。こうするとまた来年生えてくるのである。おろしてしょう油に漬け、アツアツのご飯にかけて食べると最高にうまい。

すぐそばでミツバも見つけた。これは酢味噌和えにするとおいしい。山の恵みは動物だけではない。春にはたくさんの山野草が食卓に彩りを添えてくれるのである。

2015年4月25日土曜日

新天地へ


仕事の関係で4月からオホーツク管内の町へ引っ越すことになった。2度目の単身赴任であるが、自宅に鉄砲を置いていくわけにはいかない。引越荷物と一緒に鉄砲を運ぶことにする。警察からは、銃を分解して何個かに分け、さらに鉄砲とわからないよう梱包すべしとのこと。

新しい赴任地までは札幌からバスで約5時間である。改めて遠いことを実感する。引越しまであまりにも時間が無く、猟友会でお世話になった人達にお礼も言えずに去るというのは本当に気が引ける。

引越荷物を積んだトラックが到着、鉄砲も難なく搬入された。まずはガンロッカーの設置ということで、クロス釘を6本使ってロッカーを固定する。見た目は弱々しいが、穴が目立たず、それなりの強度がある。

こんな感じで押入れの角にロッカーを設置。弾薬ロッカーは警察の指導の通りガンロッカーとは別の部屋に設置した。

翌日、所轄の警察に行って銃の移転手続きを行う。担当官の指示通りその場で書類を書いて提出。所持に関する書類は前の所轄署から転送されるらしい。また、その場で今年の銃検査の日程を決めた。

とりあえず銃関係は1日で終了。これからこの街でどんなことがあるのだろうか。期待と不安が入り混じった新たな生活が始まる。

2015年2月23日月曜日

鹿ロース肉のシャリアピンステーキ

シカを美味しく食べることはシカ問題の解決にとって重要なことである。今回はシカのロース肉を使ったシャリアピンステーキを紹介したい。シャリアピンステーキとはマリネステーキの一種。若手ハンター仲間であるKMさん直伝のレシピである。

まず、新鮮なロース肉を好みの大きさに切って、塩と胡椒をふる。レアに仕上げたい場合は厚く大きめに切り、良く火を通したい場合は薄めに小さく切る。

タマネギ(半分~1個)をみじん切りにする。このタマネギが肉を柔らかくする効果を発揮するらしい。
また、ニンニク1片をすりおろしておく。ちなみにニンニクはチューブ入りのものでもいい。

ジップロックに肉を入れ、みじん切りにしたタマネギとすりおろしたニンニクを入れて揉むようにして混ぜる。これを半日から1日冷蔵庫で寝かせておく。

タマネギを軽く落としてフライパンで焼く。焼く1時間前には冷蔵庫から出しておき、バターを熱して強火で1分、フタをして裏返して1分焼くとレアに仕上がる。心配な場合は中まで完全に火を通すようじっくりと両面を焼いた方がいい。焼きあがったら皿に移しておく。

肉を焼いたフライパンでソースを作る。肉を漬けていたタマネギをフライパンに入れ、酒大さじ1、しょう油大さじ1、みりん大さじ1/2を入れて煮立てる。タマネギが柔らかくなったら火を止める。

 肉にソースをかけて完成。タマネギがシカの臭みをとってくれてとても美味しく食べられる。家族からも大変好評で、シカ肉の評価がこの料理で一気に変った。KMさんどうもありがとう。

2015年2月17日火曜日

シカ忍び猟

15日、暴風雪予報が心配ではあったが、KWさん、KMさん、KKさん、Oさん、私の5人でいつもの猟場へと向かった。今回の新兵器は師匠Yさんが作ったKMZ形式の猟場地図をetrex20にインストール、これと併せてSKさんが防水用紙にプリントしてくれた地図を持参する。道具は絶対ではないが、自分に足りない技量をカバーしてくれる。なるべくいいものを使った方がいいのは言うまでもない。

今回は3班に分かれることにして、私はOさんと一緒にそれほど険しくないルートに入る。歩き始めて2時間後、強烈な風が吹き荒れてきた。シカの気配も感じられないので、ここで撤退を開始し、途中の枝尾根から沢に向かって下降する。途中で3頭を見掛けたが、全く撃てず、駐車ポイントに下山する。

その後、KMさんから「1頭獲れたが、KKさんと別行動になっている」との無線が入る。とりあえず様子を見にいくことにして現場へと向かう。歩き始めてすぐに遠くの斜面に1頭のシカがいるのを発見。距離は約100メートル。まさか出るとは思わなかったので銃にはカバーを掛けたままだ。ゆっくりとカバーを外し、弾を入れ、一呼吸おいて発砲。シカはその場でもがいている。斜面を滑り落ちてきたシカに止め矢を入れた。

1歳のメスだろうか。弾は背骨に当たっていた。速やかに解体を終えて、KMさんとKKさんの応援へと向かう。KMさんは2頭、KKさんは1頭の肉を背負って降りてきた。懐中電灯を照らし、ホイッスルを鳴らしながら、駐車場に着いた頃にはあたりは真っ暗。シカ猟も残すところ1カ月半を切り、まだまだ獲れそうな感じであるが、やはり無理は禁物だ。

2015年2月3日火曜日

自作サファリスリング+改良版

銃を持って山を歩くにはスリングが必要不可欠なもの。ただし、ショルダースリングの場合だとシカに会ってもすぐに撃てないことがたびたびあった。師匠Yさん曰く「銃を前にぶら下げる形のサファリスリングにした方がいい」ということで、さっそく銃砲店に行くが、すでに売り切れており、しかもこの次はいつ入荷されるかわからないとのこと。それなら自作しようと登山用品店で使えそうなパーツを買ってきた。ショルダーストラップとユニバーサルベルト2本(1mと30㎝)で総経費は1600円程度。

まず、今まで取り付けていたショルダースリングを銃から外す。銃との接続部分の金具は引き続き使うのでそのままにしておく。

まず前側から、接続金具に短い方のユニバーサルベルトを通してループ状にする。

このループにショルダーストラップのフックをかける。もちろんフックは銃身の上にくる形にする。

銃床部も同様に接続金具に長い方のユニバーサルベルトをループ状にしてショルダーストラップにフックをかける。なお、銃床部分のループは大きく緩めにしておくのがポイント。こうすることで銃を構えたときにループが外れて肩に当たらず、構えやすくなるのである。また、ユニバーサルベルトの余った部分は短く切り、切り口を火であぶってほどけないように処理しておく。

10分もかからずに完成。長さを調節して銃をぶら下げてみたが、やはり前に銃があった方がすぐに構えることができることが実感できた。サファリスリングはまともに買うと1万円位するが、これなら格安、簡単にできる。

さっそく実際の猟場で使ってみたのだが、どうしても重心の関係でスコープが下になってしまう。原因としてショルダーストラップとユニバーサルベルトの接合部が固定されておらず、フックを掛けるだけではダメだということが判明。前側と銃床部ともに適切な位置を決めて太めのホチキス針でがっしりと固定する。

さらに銃床部はユニバーサルベルトに穴を開けて、金具を通して固定する。調節用に穴を何カ所か開けておくのもいいだろう。これでスコープが下になる問題点は解消され、十分使えるものになった。色々と考えながら道具を自作するというのも狩猟の楽しみの一つだと思う。



2015年1月15日木曜日

スマートフォンの活用

今まで使っていた携帯電話をアップルのiphone5Sというスマートフォンに変更した。携帯電話の方が電池の持ちもいいし、使い勝手も良いのだが、あるアプリを使ってみたかったというのが最も大きな理由だ。

そのアプリとは「DIY GPS」というスマートフォンをGPSとして使うことができるソフトである。ボタン一つで簡単にインストールすることができるが、そのままでは使うことができない。自分で地図を作って本体に入れるという作業が必要になる。

一見難しそうな作業に思えるが、「カシミール3D」というフリーの地図ソフトから使いたい範囲を選択し、これをマップカッターで切り取って名前を付けて保存するだけ。非常に簡単だ。

作成した地図をスマートフォン本体に保存するには、「DROP BOX」というソフトを利用する。パソコンとスマートフォンの両方にこのソフトをインストールしておき、パソコン側の「DROP BOX」に作成した地図を入れると自動的にスマートフォン側の「DROP BOX」に入る。ケーブルもいらないし、通信料もかからず、おまけに無料で使用できる。非常に便利なものである。

実際に起動するとこんな感じ。解像度が非常に良い。GPSさえ捕捉できれば携帯圏外でも使用することができる。ちなみにこの「DIY GPS」は有料(400円)となっており、スマホの機種はiphoneに限定される。また、GarminのGPSよりも電池の減りが当然ながら速い。山の中ではサブ的に使った方がいいかもしれない。

もうひとつの私のスマホ活用術はメモ機能である。林道のゲート番号や狩猟に持っていく道具リストなど紙に書いたものだと結構忘れるので、これをメモに入れておく。これも今まで使っていた携帯電話から「DROP BOX」で転送することができた。スマホの世界には色々と便利なものがたくさんある。とりあえずついていくだけで精一杯の毎日である。

2015年1月12日月曜日

第3回共同猟

11日、第3回の共同猟が開催された。現地には午前7時30分頃に到着。先週から雪が降り続いており、この日も朝から雪模様。厳しい1日になりそうだ。

参加人数は約30名。今回は4つの部会から参加している。 朝の打ち合わせで勢子を7名とし、他のメンバーは2本の沢に沿って待ちに付く。

予想通りかなり雪が多い。スキーを履いていても膝下まで埋まる。スノーシューだとさらに厳しいが、急斜面になると逆にスキーの方が大変。それぞれに一長一短がある。

約2時間かかって待ち場に到着する。歩いている時はいいのだが、待ちに付いたとたんに体が冷えてきた。震えが止まらない。1時間経っても勢子はかなり上の方にいる様子。シカが降りてくる気配もない。待ち解除の連絡が入ったのは13時30分。

やっとのことでベースに到着。豚汁で体を温める。雪の多さに皆さん結構疲れている様子。

この日の捕獲は1頭のみ。シカにとっても、人間にとっても厳しい冬が続きそうだ。