2013年9月25日水曜日

入林説明会

24日、猟友会の部会による入林説明会に出席する。国有林及び道有林への入林には森林管理局や知事の許可が必要であるが、狩猟者登録の際に申請していた承認証をこの日に受け取る。毎年恒例の行事である。
 
この日にもらったものは、まず国有林の銃猟入林禁止区域図、道有林狩猟規制区域図である。これは森林作業等で狩猟が制限されている区域を図に表したものであり、入猟の際には先に配布されている鳥獣保護区等区域図とあわせて参考にする。昨年は印刷が荒くて全く使い物にならなかったのだが、今年のものは若干印刷が見やすくなったような気がする。担当官庁もがんばっているんだなということが実感できた。

こちらは道有林の入林承認証。この他にも国有林の入林承認証や車両入林証も受け取る。この入林承認証があるということは全道どこの林道にも入ることが許可されているということになる。

その後の質疑応答の時間。林道ゲートの鍵はどうなるのかという話になった。ゲート鍵の番号が示されたのは3つの森林管理署のみ。これ以外は所轄の森林管理署に確認してもらいたいとのこと。これじゃ昨年と何も変わっていないということで会場は紛糾。実はこれも毎年必ず出る話であり、森林管理署によってその対応が違うというのは現実問題として存在する。全道一括入林を許可しても車で林道に入られなければどうしようもない。担当官庁の怠慢とは思いたくないが、こういうことでいいのか甚だ疑問に思う。

この他にも当局の取り締まりが最近強化されているという話も聞いた。
具体的には、
①狩猟者登録記章及び入林承認証を付けていないという理由で検挙された。
②モービル無線のアンテナを伸ばして走っていたところパトカーに止められ無線局免許状等の提示を求められた。(すべて携帯していたため大事には至らず)
③警察官の職質で車内にシカ肉のみが積まれていたことから、「残滓はどこにあるのか?確認するので残滓のある場所(解体したところ)まで連れて行ってくれ」と言われた。

これらは全て実際にあった話らしい。普段からきちんと気をつけていれば何も問題は無いのだが、本当にここまでやる必要があるのかと思いたくもなる。あと1週間で猟期に入る。楽しみな反面、気持ちを引き締めてかからなければならないなと思う。

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