2014年10月24日金曜日

林道めぐり

最近めっきり寒くなり、森の木の葉も落ち始めてきた。そろそろシカ猟に出動する時期ということでカシミール3Dと入林禁止区域図を眺めながら、シカがいそうな林道を探してみる。翌日の日曜日、目星を付けた林道を回ってみることにした。

最初に入った林道は草が覆い茂っており、車が入った形跡がない。入れるところまで入って車を停めた。うっすらと霧がかかっており、あたりは枯葉が落ちる音しか聞こえない。

何か獣の気配を感じる。単独なので恐くて車から離れることができない。シカ笛を吹くと、50m先のヤブがガサガサと音を立てた。良く見ると霧の中にオスのシカが立ちはだかり、こちらをじっと見ていた。背筋がぞくぞくする。震える手で銃を構えて引き金を引く。シカは右の沢に飛び込み、あっという間に消えていった。すぐに後を追うが、当たった痕跡は確認できず、テンションが上がらないままこの林道を後にした。

さらに地図で確認した林道を回ってみる。 禁猟区の看板が出ているが、日曜日は入林禁止が解除になっているところもある。しかし、林道の状態も路肩が崩れかかっていたり、反対側に抜けることができるはずなのに途中で通行止めになっていたり、地図とは違うところもかなり多い。いずれにしても注意が必要だ。

ある林道の奥には炭鉱跡があった。他にも色々な発見があり、ちょっとした探検気分を味わうことができるが、奥へ入るほどクマの存在がどうしても気になる。シカの姿も見つからず、狩猟をやっているというよりは、ただ車を走らせているだけといった感じは否めない。

この日は7つの林道を回ったが、結局2頭のシカを確認したのみ。あちこちでハンターに出会ったが、あまり獲れていない様子だった。最盛期の紅葉を見ながら林道を後にした。

2 件のコメント:

  1. こんばんは^ ^
    早来猟師も朝から地元のハゲ山にコールしに行って来ましたが!
    車を隠し辺りを見回せられる場所にポジション取りをしていざコールと思いきやすでに雄がこちらを見てました!すかさず笛を吹くと山を駆け下りこちらにやって来ました。
    射撃姿勢をとり発砲、その距離約110m.その場で倒れるのを確認!
    流しも楽しいですが待ち伏せも中々いいものですね^ - ^
    今度、一緒に行きましょう!

    返信削除
  2. 早来猟師さん、コメントありがとうございます。
    昨日入った山でコールしたところ、鳴き返しが何回かありました。徐々に鳴き声が近付いてきたり、コール猟の楽しさには何とも言えないものがありますね。是非また連絡をお待ちしています。

    返信削除