3月18日、猟友会のエゾシカ駆除に参加した。この日集まったメンバーは35名。朝礼を終えて現場へと向かう。
今回も「待ち」としてスキーを履いて山の上へと向かう。先々週に「勢子」が入った尾根が今回の「待ち場」になる。30分ほどで待ち場に着き、30m間隔で配置に付く。
9時30分に「勢子」がスタート。遠くからシカを追いたてる声が聞こえてくる。それにしても待ち時間というのは本当に寒いものである。
なぜか勢子の反対側からシカの群れが来た。すぐに射撃体制に入り、100m程の距離で2頭を倒す。いつも外れてばかりのフェデラル・サボットスラグがどういうわけかこの日は当たった。
獲った後はお決まりの「シカ引っ張り」である。さらに上の方にいた「待ち」も6頭ほど倒しており、とても運びきれない状態。下から応援部隊に上がってきてもらうが、いつもながら木に引っ掛かったり、穴に落ちたりと悪戦苦闘の連続である。
今回の捕獲頭数は18頭。シカも我々の動きを学習しており、回数を重ねる度に捕獲頭数も減ってきている。ちなみに私のエゾシカ駆除への出動は今回で最後になる。突然の話だが、4月に札幌に転勤することが決まったからだ。猟友会組織は住所地で所属する会が決まるので、今回の異動を機に旭川猟友会を去る形となる。せっかく仲間ができたのにとても残念。この6カ月間、旭川猟友会の皆さんには本当にお世話になった。またいつか一緒に猟に行ける日を楽しみにしている。
所長殿
返信削除いつもお世話になっております。
駆除目標頭数の200頭まであと30頭ですが、待ちの間をすり抜けるなどなかなかの強敵です。何とか目標達成できることを祈っています。
せっかく旭川でたくさんの猟師と友達になれたのに離れてしまうのはとても残念です。札幌でまた新たな出会いがあればいいなと思います。
これからも活動を続けていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。