今週末はゆっくり休もうと思っていたが、1月末の猟期終了まであとわずかだと思うとどうも落ち着かない。26日、今期最後のカモ猟へ単独で行くことにした。場所は先週入ったポイントと同じところである。
この日は散弾銃と空気銃の両方を用意する。2丁持って歩くのはなかなか大変だが、状況に応じて使い分けできるというのは大きなメリットである。
排雪による雪山が山のようになり、先週とかなり状況が変わっている。最初のポイントで2羽のカモを発見するが、こちらに気付いて飛んでいってしまう。天候は雪模様に変わってきた。ここの水温は湯気が立つ位に温かい。カモは必ず戻ってくると確信し、隠れて待つことにする。
1時間後、カモが戻ってきた。やはり警戒しているのかなかなか入ってこない。さらに待つと10分ほどしてカモが次々と入ってきた。やるなら今しかない。陰から水面のカモを狙って散弾銃の引金を引く。水しぶきとともに一斉にカモが飛び立つが、素早く飛び上がることができない。落ち着いて次の矢をかけた瞬間、水面に1羽のカモが浮かんでいた。
獲物はマガモのオス。先週獲ったカモも大きかったが、今回もかなり大きい。とりあえず腸抜きして持ち帰ることにする。
弾は頭部を貫通していた。当たり所が良かったのだろう。やはり散弾銃を使って正解だった。これだけ大きなマガモでは4.5mm口径の空気銃では厳しいと思う。
ちなみに4日前の大雪で用水路の両脇には雪庇ができていた。近付きすぎて踏み抜くと大変危険。さらに用水路はかなりの深さがありそうだ。十分な注意が必要である。
今期最後の1羽で何とか2ケタを達成。シカの方は全然ダメだが、カモ猟に関しては充実していたように思う。また猟場ではたくさんの仲間との出会いもあった。来期も楽しく安全にカモ猟を楽しみたいものだ。