猟銃所持許可更新の必須要件である「経験者講習会」に出席した。更新申請には講習会の修了証明書の添付が必要となっている。いわば最初の関門である。
講習は事前に配布されたテキストを参照しながら進められる。途中で猟銃の取り扱いに関するビデオを見る。テキストの内容すべてを説明するには到底時間が足りない。
担当官の説明の中では参考になるものも結構あった。
例えば、先日行われた銃検査の指摘事項ということで、所持している銃の用途が「有害鳥獣駆除」となっていないにもかかわらず、有害駆除をやっているというのが毎年散見されるとのこと。
また、技能講習免除の注意点として、免除の対象となる有害駆除はあくまでも「鳥獣被害防止特措法」に基づくものであること。そうでないものは技能講習免除の対象にはならないので、有害駆除の依頼を受けている市町村に事前にきちんと確認することが必要とのこと。有害駆除をやっているので大丈夫だと思っていたら実は免除の対象ではなく、結局更新ができずに免許取り直しになったケースもあるということだった。
講習は2時間で終了。最後に修了証をもらって会場を後にする。
短時間であったが、色々と参考になる話が聞けたように思う。実際の狩猟現場であまり役に立たない技能講習を3年に1回やるよりも、毎年1回このような講習を実施した方がむしろ事故防止のためには効果的かもしれないと感じた。
講師はFさんではありまさんか。
返信削除お世話になっています。
清石川さん
返信削除よくわかりましたね。担当5年目のFさんです。
わかりやすくお話されていました。
五年になりますか。
返信削除KさんとSさんには、前からお世話になってました。
清石川様
返信削除やはり保安課の銃砲係だけあって知識は豊富ですね。
佐世保や宇都宮の事件について詳しい説明がありました。宇都宮の事件では犯人に所持許可を出した警察が悪いということになり、警察が遺族に4千万円を支払ったとのこと。このこともあって警察も規制を厳しくせざるを得なくなっているようです。