6月5日、札幌市内の飲食店である会合が催された。仕事関係と言えなくもないが、今回は少し違う。普段、会議等で顔を合わせている行政関係の方が呼び掛け人となり、同じハンターの資格を持っている関係者で意見交換をしようというものである。
出席メンバーは10名。行政関係ではエゾシカ対策にかかわっている方から、そうでない方まで幅広く、農業団体の役員、さらには道議会議員の方まで多彩な顔ぶれである。また、ハンターの資格を取って10年以内の方が中心であり、年齢層も30代から60代までとこれまた幅が広い。
各自の自己紹介があり、それぞれがハンターの資格を取ったきっかけや日頃の狩猟活動について話を聞くことができた。鳥獣被害の問題意識からこの道に入った人が多いが、やはり共通しているのは北海道の自然が好きなんだということ。また、誰もが研究熱心であり、狩猟に対して明確な考えをもっている。それが自分と同じだったり、なるほどそういうやり方もあるなとか色々な人の話というのは本当に参考になる。お酒が入るとさらに話は盛り上がっていく。
これからも仮称「ハンターの会」を定期的に開催していくことになった。他業種のハンターにも幅広く声をかけ、さらに現地での共猟会をやろうという話もあり、今後まだまだ発展していきそうだ。狩猟を通じて それぞれが立場や年代を超えて一つになる。こういう素晴らしい機会を与えてくれたことに感謝したい。
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