2014年4月6日日曜日

銃検査の書類作成

所轄の警察署から銃検査の通知書が自宅に届いた。毎春の恒例行事であり、このために色々と書類を作らなければならない。作成が必要な書類は①受検表②使用実績報告書③銃砲等保管状況報告書の3種類である。①と②は実包記録簿や昨年のコピーをみればすぐに書けるが、②は鉄砲毎に書くので私の場合は3枚書く必要がある。面倒なのは③に添付する写真だろうか。場所を変えていなくてもこれは毎年提出が条件。さらに写真には自分が写っていないとダメとのこと。

今年は書類の中に「猟銃等による人身事故の再発防止について(お願い)」という文書が同封されてきた。北海道内で猟銃事故が多発していることを踏まえ、十分注意するようにとの内容である。やさしい表現で書かれているとはいえ、この文書の意図するところは「お前達に伝えたからな。それでも事故が起きるようなら規制を厳しくするぞ」という警告にも見える。

これとあわせて狩猟報告も作成。これも毎年の恒例行事であり、猟期中に何をどれだけ獲ったか報告するもの。こちらの方は猟友会支部を通して道庁へ提出する形になる。様式は①エゾシカ②ヒグマ③アライグマ、キツネ、エゾライチョウ④それ以外となっている。

記入する内容は結構細かく設定されている。エゾシカの場合は何月何日にどこで何頭獲ったか、見かけたのは全部で何頭か、その時にヒグマの痕跡はあったか、糞は何個見つけたかを報告する。猟師にヒグマのウンコの数を聞いてどうするのか良くわからないが、こんなもので生息状況がわかるはずもない。まさにお役所仕事の典型である。

カモの捕獲羽数は④の様式に記入する。この様式は場所と種類と数だけ書けばいいので簡単である。少しでも調査の精度を高めたいのであれば、高齢者でもわかりやすく、書きやすい様式にした方がいい。


狩猟者登録証と無許可譲受票は猟期終了から 30日以内に猟友会支部に返還する。これで平成25年度がやっと終わることになる。それにしても書類作りやら何やらやることが本当に多い。書類をたくさん書かせても何も解決しない。それよりもっと正面から現場の声を聞くべきだと思う。

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