2014年10月5日日曜日

カモ共同猟

5日、部会主催の共同猟が開催された。5時に現地到着。今回の参加人数は約30人と結構多い。日の出時刻は5時34分。準備をしながら出猟を待つ。


 それぞれが待ち場に付くが、池にはカモが全然入っていない。その後、何回かカモが池の上空を通過するが、撃っても全然当たらない。晴れている日はカモが飛ぶ高度も高いらしい。

待ち時間は情報交換タイムである。ほとんどカモ猟はそっちのけで情報交換の合間にカモが飛んできたら撃つという感じ。実はこれが先輩猟師から色々な話を聞くことができる貴重な場なのである。

8時にご飯の時間になる。恒例のきのこ汁が振舞われ、体がとても温まる。思わずおかわりをする。




この他にもジンギスカンやシカ肉ソーセージを食べて満腹になった。食後というのは動くのがおっくうになる。引き続き情報交換が続く。

ちなみに今朝の猟果は全体でコガモ1羽のみ。30人がかりで手にした貴重な獲物である。

さて、お腹の方も落ち着いてきた。ここの猟場でいくら待っても可能性は薄いので、新人のKさん、Hさんと3人で近くの池を見に行く。2か所目の池には多くのカモが入っていた。池に近付くとすぐにカモが飛び立ち、すかさず発砲するもことごとく外れる。まさかいないだろうと寄ってみた隣りの池では、コガモ3羽が手前の岸から飛び出し、あせって2発とも外す。これを見ていたかのように遅れてカルガモが2羽飛び出し、もたついて上の筒に実包を1発しか入れられず、これまた外す。トラップ射撃をもう少し真面目にやっておけば良かったと思っても後の祭り。

3か所目は旧河川である。橋の上から大きな群れを確認し、左岸の牧草地から攻めることにする。林の陰から覗き込み、おー!いるいると思った瞬間、群れが一斉に飛び始めた。木が邪魔で撃てない、これはダメだと思いきやKさんが木の間から発砲。弾が羽に当たったカモは水面に落下。対岸で何とかカモを回収した。

ゲットしたのは大型のカルガモ。Kさんは今回がデビュー戦とのこと。難しい位置から本当に見事な撃ち方だった。おめでとうございます。

共同猟を終えて、メンバーとっておきの猟場を見ながら札幌へと帰る。猟場の攻め方、使っている道具など誰もが自分のスタイルを持っているのがわかる。仲間との共同猟には1人で得ることのできない楽しさがあるものだ。



2 件のコメント:

  1. 空知のガンオタ2014年10月8日 8:28

    今年はまだカルしか、見ませんね。マガモはまだ渡って来ていないみたい。鴨猟まだまだ楽しめそうですね

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  2. 空知のガンオタさん、コメントありがとうございます。
    私の方も見かけたのはカルガモとコガモだけでした。恐らくマガモは12月位から出てくると思います。楽しみですね。

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