あらかじめ目を付けておいたポイントを見て回る。群れは薄いが、所々にカモはいる。大河川の河口付近では弾の届かないところにカモが群れている。カモにしてみれば命がかかっているので当然だろうが、なかなか利口な奴である。一度だけ群れが我々の上空を飛んできた。3人で一斉射撃するも全部外れる。
次にポイントをため池に変更する。小さな池を順番に回っていくが、車から降りたり乗ったりとなかなか忙しい。4つ目の池に近付く途中でカモが我々の気配に気付き、違う池へと飛んでいく。カモが降りた池はすぐ近くである。3人並んでそっと近付いていく。
やはりカモの群れは水面にいた。銃を構えた瞬間に一斉にカモが飛び立つ。群れの真ん中を目掛けて撃った1発が運良くカモに命中した。
ここからはカモキャッチャーの出番となる。要はリール竿の糸先にたくさんの針が付いた仕掛けを付けてカモを引っ掛けるのである。ヤブの中なので投げるにも一苦労、思った場所に飛んでいかない。何度か繰り返してやっとカモをキャッチする。ご覧の通りどう見ても狩猟ではなく、釣り人のいでたちである。今回の獲物はコガモのメスだった。
この後もいくつかため池を回ったが、ゲットには至らず昼頃に終了。この日の収獲は1羽だけではあったが、撃つ機会は何度もあった。また、勢子と待ちの連携プレーなど単独では味わえない楽しさを味わうこともでき、初猟ながら充実した日となった。
さて、今回大活躍のカモキャッチャーはパスタケースに入れて保管。こうしないと鋭い針でケガをする。このカモキャッチャーが無ければカモの回収はほぼ不可能であり、非常に重要なアイテムなのだが、オモリ兼浮きをため池のほとりに忘れてしまい使用不能に。さらに今回の猟では無線機のイヤホンや銃カバーも紛失。どういうわけか猟場ではモノを無くしやすい。皆さんもご注意のほどを・・・。
では、次回、探しましょう。
返信削除どこで無くしたかは大体わかります。イヤホンはカモの回収に向かうヤブの中で落としたと思います。まあ、この程度なら全然問題ありません。
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