6日、所属する部会のカモ共同猟に参加。部会が主催する本年度最初の共同猟である。3時45分に札幌を出発。各自現地に集合後、部会長からの挨拶。ちなみに本日の参加者は18名。
日の出時刻を見計らってため池へと移動し、それぞれが待ち場に付く。我々の気配を察してカモが上空を通り過ぎて行くが、まだ撃つタイミングではない。
バードコールを鳴らしながらカモが来るのを待つが、なかなかカモはやってこない。ちなみにこちらはデコイの群れ。なかなかリアルである。ちなみにプラスチック製なので撃てば当然沈んでしまう。
カモも飛んでこないので8時30分に大休止。メンバー全員で食事をとる。部会長の奥さんが作る「きのこ汁」はやっぱり美味しい。これを食べないと猟期が始まった気がしない。
好評だった「シカ肉ウインナー」は部会長が獲ったシカ肉で作ったもの。焼くよりも茹でた方が美味しい。ケチャップとマスタードがよく合う。
お腹もいっぱいになったところでさっそく出猟。一眠りしたいところだが、食事の合間にカモが池に戻っていることが多いのだとか。言葉どおり池にはカモが戻ってきており、ほどなくしてキンクロハジロが獲れた。
回収にはSさんのボートが大活躍。広い池なのでカモキャッチャーでは厳しい。カモ猟の場合は撃った獲物をどうやって回収するかを常に考えておかなければならない。
部会長と雑談をしているとカルガモがいきなり飛来。部会長は目にもとまらぬ早業で仕留めた。私は焦って実包を装てんすることもできず、呆然と立ち尽くすばかり。ベテランハンターの技術というのは本当にすごいものである。私は所用があってここで終了。
大人数での共同猟では待ち時間の間に先輩猟師から貴重な話を聞けるというのが最大のメリット。話に花が咲いている合間にカモが上空を通り過ぎて行くこともあるが、それはそれでいい。銃の扱いは厳しくても、長く楽しむためには遊びとしての緩さというのが必要なんだと思う。
さて、所用も終わって時間が出来たので、昨日無くした銃カバーを探しに行くことにした。カモフラ柄なので見つけるのは難しいだろうと半分諦めていたが、GPSで自分がたどったルートをくまなく探して運良く発見することができた。
いつも予備の銃カバーをベストの背ポケットに入れているので何とかなったが、銃カバーが無ければ道路には出られないし、銃を車で運ぶこともできない。無くさない事が何よりではあるけれど、予備の銃カバーは必需品と考えた方がいいかもしれない。
カバーが見つかってよかったですね。
返信削除さすが、GPS。
まさか見つかるとは思っていませんでした。これもGPSのおかげだと思います。
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